子育てでイライラする原因は4つある
子育てでイライラする原因については、4つあると思います。他にもあるのではって方もいるかと思いますが、ここでは、僕の経験も踏まえて4つに絞りました。
以下の原因が考えられます。
②社会的孤立
③仕事量の不平等
④抑うつ状態
①睡眠不足
子育てにおける、イライラの原因の1.2を争うものですね。ほとんどの親が子どもの夜泣きで睡眠不足の日々を味わったことがあるのではないでしょうか。
僕も、仕事をしながらの子育てでしたが、夜泣きがあると目を覚まして、夜な夜な外を歩き回ったり、アパート暮らしで大きな鳴き声を出されないように、必死にアパートの部屋の中をウロウロ動き回っていました。
②社会的孤立
これについては、父親というより、母親側が陥りやすいものですね。
父親側もないわけではないですが、男女の違いから考えると、生物学的に特に母親が感じることが多いようです。
子どもが産まれるとその忙しさから、一定期間「子どもと母親」だけの時間が多くなりますし、大抵、父親は日中仕事にでており、家にいない。父親に関しては、仕事での付き合いがあることが多いので、孤立感は軽減することが多いですね。(父親が育休の方は別ですが)
子どもと過ごす毎日はすごく楽しいとは思いますが、実際に四六時中一緒にいて、子どもと一対一の生活をしていると、社会との関わりは買い物に行くときくらいってこともあります。後は、テレビとスマホがお友達。
こうした、社会的な孤立が、いっそうイライラとストレスを増すこともあります。
③仕事の不平等
ここも大きな原因の一つですね。
実際に、夫婦感での家事の割合は、約70%程を母親がこなしているというデータもあり、赤ちゃんが産まれると、父親の3倍の量の家事をこなすとも言われています。
この結果をみると、あきらかに母親の仕事量が多く、父親の仕事量の少なさがわかります。日中仕事をしているじゃないかって言われることもありますが、実際僕も同じような状態でしたが、父親的には家にいるより、仕事をしていた方が楽だって思うこともありました。
細かい仕事や急な事が起こるので、基本的に仕事がないってことはありませんし、子どもと一緒にいるってだけで、気が抜けず、緊張している状態なんですよね。
普段の仕事とはまた違った忙しさがあるし、総合的にみると仕事量は多い感じになるんですね。
他にも、「子育て中のママ600人★子育てのイライラに関する実態調査!」という調査がありここでは、
実際にママ達が夫に手伝って欲しい事はどんなことなのでしょうか。同様の選択肢で回答してもらったところ、ダントツの1位は「丸一日家事を代わってくれる」で43.0%となりました。ちなみにこの選択肢は「夫が習慣的に手伝ってくれていること」を聞く設問では、わずかに6.8%となっています。2位以降は「子どもの遊び相手(12.1%)」、「夫が自分で出来ることは自分で行う(10.9%)」といずれも回答率が低い事を考えると、家事や育児の大変さから1日だけでも解放して欲しい気持ちと、夫にも一度は体験して欲しいママ達の気持ちが伝わってきます。
「子育て中のママ600人★子育てのイライラに関する実態調査!」より引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000013414.html
とあり、家事や育児の大変さをわかってほしいと思う母親が多いようです。父親側も意識が低いわけではないと思いますが、普段の仕事をしているんだから、子育てくらいやって当然と思っていると母親のイライラ、ストレスはつのるばかりですね。
④抑うつ状態
今まで、挙げてきた、3つの原因が重なり、さらに日々「子どもと遊んであげなきゃ」「子どもの要求に応えてあげたい」と思うと、少しの刺激でもイライラ、ストレスはたまり、気分はどんどん落ち込んでいきますよね。
こうして、気分がうつうつしてくると、日々の家事・子育ても思ったようにできないことが増えて、さらにイライラしてくるので、どんどん悪循環にはまっていくのが想像できますよね。
子育てのイライラストレスを発散する方法
ここからは、僕が実際に経験した中で、イライラストレスを発散するのに良かった方法を紹介していきます。
①家事分担を考える
まず、第一に家事の分担を考えることが先決です。先ほども言いましたが、母親は家事の70%程をこなしている中では、ゆっくり余裕をもった子育てはできません。
父親との家事分担は必須項目になります。
ただ、父親側からすると、いきなり、できそうもない家事を任されてしまうと継続することができませんし、不満はつのります。
しかし、一度、実際の家事、子育ての内容をリスト化するなどして、家事量を見える化してみると目に見えて家事の差が見える可能性があります。その後で、お互いにできそうなところから始めてみると良いかもしれないですね。
僕の場合には、基本、身の回りのこと(ゴミ出し、風呂掃除、洗濯、ミルク作り、洗い物など)から一緒にやるようにしていました。
シングルの方の場合には、家事を分担するってことは難しいこともあるかなと思います。
その場合には、無理に全部やろうとしないこと、あるいはこまめに少しずつやっていくことがオススメでしょうか。
場合によっては、家事代行サービスを利用することも子育てを楽しく過ごすためには必要ですし、オススメじゃないかなと思いますよ。少しお金はかかりますが、1時間でも自分の時間をとれたり、他のことに時間を割くことができると気持ちはだいぶ楽になりますよ。
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②定期的な外出
子どもをおいて出て行けないって方もいるかもしれませんが、ここは結構大事なところです。
やっぱり、特に母親については、自分の時間を確保することって大切で、他の人ととのコミュニケーションが重要であると思います。ホントに1時間だけでも、父親に任せて、ショッピングに行ったり、カラオケ、あるいはお友達と喫茶店でお茶するだけで、かなりストレス発散になりますよ。
それに、父親に任せることで、子育ての大変さを身をもって体験してもらう良い機会にもなります。
ちなみにうちは、ミルクが飲めるようになったら、奥さんが外出する機会は増えました。オムツ交換、ミルクができるようになっていると、ちょっとの事では動じなくなりますよ。父親に積極的に習得してほしいことですね。
③とにかく寝る
睡眠時間が短くても人間なんとかなるものですが、寝れてないなって実感するとなおさらイライラしてきてしまいます。
祖父母に預けたり、父親に連れ出してもらい、1時間でも2時間でもいや、30分でも一人でぐっすり寝る時間を作ることで、気持ち的に楽になる部分は大きいです。
もし近くに友人がおればその友人に少し頼むことだって大切なことですよ!父親については、休日の昼間くらい気合い入れて、外へつれていくか、ドライブするだけでも負担はだいぶ軽くしてあげれると思います。
家事も絶対やらなくちゃいえないわけではありません。一度さぼったくらいでは人間死にませんし、たまには父親に任せてもOK。むしろ、昼寝とかでも寝る時間がとれるとその後の仕事効率は上がりますよ。
④誰かと繋がっていること
社会的な孤立もイライラストレスの原因です。
かといって、積極的に外に出れない状況や場面はあるかと思います。
今は、SNSの発達した時代です。周囲の友人でなくても、自分の大変さを理解し声をかけてくれる方や共感してくれる方はたくさんいます!こんなこと言っても良いのかな?とかは思わず自分の気持ちを発信することは大切です。きっと、誰かに届くし、一緒に頑張っている人がいるんだと思えるとすごく楽な気持ちになるし、新しい情報も入ってくるかもしれませんよ。
⑤出て行く
最終的な方法になるかと思いますが、家を出て行くっていう選択肢もあります。
父親側からすると痛いことですが、母親の大変さ、気持ちって育休をとらない限り、すべて理解することは難しいこともあります。なかなか理解してもらえないって思った場合には、一時的に家を出て行くこともありですよ。外出すると似てる部分はあると思いますが、それは父親が理解しているかいないかの違い。しっかり理解して一緒に子育てをしてもらうためには必要なことかもしれないですね。
まとめ
子育てしていると、どうしてもイライラストレスって溜まりますよね。
今回原因は4つに絞り、特に母親、父親の立場からお話ししました。
他にも、子どもが言うことを聞いてくれないこともストレスの原因になっている場合にもあるのかなと思っています。子どもとの関係でなんでイライラするのかについては、こちらで解説しています。
子育てを楽しく、楽にしていくには、父親、母親のお互いの気持ちを合わせて助け合うことが大切です。
しかし、なにも言わないとなかなか気持ちは伝わりません。しっかりと話をする機会を作り役割分担をすることで、お互いにストレスが少なく楽しい子育てができるのではないかと思いますよ。
夫婦間だけでなく、SNS等も利用することでより気持ちも穏やかにしていけると思いますし、将来的な仲間も増える可能性が高いので、ぜひお互いの気持ちを言い合い、良い仲間を増やしていってもらいたいです。
そして、最後は、お互いを褒めること!
これから、より良い子育てライフを楽しんでください(*^o^*)
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